🎯 全体の流れ(ざっくり)
- 情報収集 → 図面・模型作成 → 材料研究
- 土台 → 壁 → 屋根の順で骨組みを完成
- 断熱 → 防水 → 外装 → 内装 → 仕上げ
- 丸窓・三角窓など独自の技術も多数
- 最終的に軽トラ規格内でしっかり住宅クオリティを実現
🧱 第1章:計画&準備
✔ 軽トラの法規制に合わせたサイズに設計
→ まず“積載物として法律内に収まる形”で図面づくり。
✔ 模型を作って形を確認
→ 大きさ・バランス・窓の位置などを先に視覚化。
✔ 材料研究
→ ホームセンターに通って使える木材・板金・寸法を把握。
🏗 第2章:土台づくり
✔ 防腐処理(色も検討)
✔ 構造用合板+断熱材30mm
✔ 微調整しながら骨組みを固定
→ とにかく「歪みを出さない」ことを重視。
🧱 第3章:壁づくり
✔ 壁フレームを組む
✔ 断熱材を隙間なくはめこむ
→ 隙間を作らず1mm大きくカットする工夫が良いポイント。
✔ 壁の上に乗せるデッキ部分も作成
→ デッキの角はアルミアングルで補強。
🏠 第4章:屋根づくり(最大の難所)
じどらぼさんも一番苦労したポイント。
✔ 実寸図面も描いて検証
✔ 棟木→垂木→天井板→野地板 の順番で製作
✔ ガルバリウム鋼板で3段構造の屋根を製作
→ 1枚物ではなく10枚の板を組み合わせる技術
✔ 雨漏り対策が徹底的
- 捨て唐草
- 折り返し
- 全周シーリング
→ 屋根クオリティ=家の寿命なので超重要!
🔲 第5章:窓(丸窓・三角窓・四角窓)
✔ コストを抑えた丸窓のアイデア
- 円形アクリル板
- 排水桝を窓枠に転用(超コスパ!)
✔ 視界を確保する位置に配置
→ 運転席から後方が見えるよう計算。
✔ 三角窓は空間を広く感じさせる工夫
→ 光の入り方+天井との視覚的連続性がポイント。
🌡 第6章:断熱&防水
✔ 壁・屋根・曲面まで完全断熱
→ スタイロフォームをうまく加工。
✔ 防水シートを「下から上」「後ろから前」に重ねる
→ 雨の流れを完全計算。
✔ 開口部(水周り・窓)はゴムとテープで念入りに防水
🪵 第7章:外壁
✔ 杉板をヤスリ→目地加工→塗装(防腐剤2回)
✔ ガルバリウム鋼板と組み合わせてデザイン性UP
→ 旅先の風景に馴染むナチュラル&工業デザイン。
🌀 第8章:換気システム
✔ PCファンで換気扇を自作(省電力)
✔ 給気口・排気口のバランスも計算
→ 小さなハウスでは超重要!
🪚 第9章:内装
✔ 内壁は3mm合板、天井は2.5mm合板
→ 曲線にフィットさせる技術が神。
✔ 棚・テーブル・収納をすべて造作
→ デッドスペースをゼロに近づける。
✔ シンク用の穴あけ、ワックス仕上げ
→ 生活クオリティも重視。
⭐ 最終的なポイント(参考にすべき点)
✨ ① 設計 → 模型 → 現物の順で段階を踏む
→ 完成イメージが明確になる
✨ ② 防水・雨仕舞いは妥協しない
→ 長期耐久性のカギ
✨ ③ 軽量化の工夫が多い
- 合板仕上げ
- PCファン換気
- 内装材薄め
→ 軽トラ規制に適合しながら強度を保持
✨ ④ 窓と屋根の工夫が空間クオリティを激変させる
→ 丸窓・三角窓・屋根の勾配
✨ ⑤ 実際に試作してから本番を作る
→ 屋根や可動式縁側などは部分試作が超大事
🎁 アドバイス(まとめ)
これから軽トラモバイルを作るなら…
✔ 1. まず“模型”を作る
→ 完成イメージと法規制のチェックが一気に進む。
✔ 2. 雨漏り対策を最優先に設計
→ 捨て唐草・重ね順・板金の折り返しは必須。
✔ 3. 断熱は「隙間ゼロ」を目指す
→ カットは少し大きめでOK。
✔ 4. 丸窓・三角窓はすごく空間が可愛くなる
→ 排水桝アイデア、超おすすめ!
✔ 5. 軽量化もしっかり意識
→ 合板仕上げ・薄い内装材・金具の工夫。
