筑波大学名誉教授・村上和雄氏(1936〜2021)は、遺伝子研究の第一人者であり、遺伝子には「ON」と「OFF」のスイッチがあると提唱しました。
そして、「よい遺伝子をONにする鍵は“心の環境”にある」と説きました。
目次
🧬 遺伝子の基本
- 人間の遺伝子はチンパンジーと約3.9%しか違わない。
- 遺伝子そのものよりも、「スイッチの入・切り方(動き)」が生命の違いを生み出す。
🌿 スイッチをONにする要因
- 遺伝子は環境によってON/OFFが変化する。
- 環境には次の3つがある:
①物理的要因(運動、光、周波数など)
②化学的要因(食事、アルコール、喫煙など)
③精神的要因(愛、感謝、希望、怒り、恨みなど)
特に③**「心の状態」=精神的環境**が最も大きな影響を与える。
😂 笑いの力とエピジェネティクス
- 村上教授は「笑い」と遺伝子の関係を吉本興業と実験。
→ 笑うことで64の遺伝子が活性化。健康に好影響が確認された。 - これは「エピジェネティクス」(後成遺伝学)という学問領域で、
「環境や心が遺伝子に影響する」という考え方。
💖 よい遺伝子をONにする3つの心構え
- 志を高くもつ — 高い目標を持つと“サムシング・グレート”(大いなる存在)が味方する。
- 感謝して生きる — 結果よりも「今ここにあること」に感謝する心が遺伝子を活性化する。
- 明るく前向きに笑う — 「笑い」は心と体を整え、よい遺伝子をオンにする。
✨まとめ
村上和雄教授のメッセージは、
「人は誰でも眠っている才能を持っており、心の在り方次第でそれが花開く」
ということ。
感謝・志・笑顔で心の環境を整えることが、
「よい遺伝子をオンにして幸せに生きる秘訣」なのです。🌸
